断熱・気密ナビについて

断熱・気密ナビは、これから断熱・気密を学ぼうとする設計・施工者の方々に、納まりや施工手順を図面やイラストで分かり易くご提供する技術サイトです。

住宅の外皮性能を高めることが、消費エネルギーを低減し、健康的で快適な住環境をつくる第一歩です。

地球温暖化対策として、日本では省エネ住宅の普及促進に向けた法整備が進められています。「断熱・気密ナビ」では、段階的に義務化が進められている省エネ基準よりさらに高い、HEAT20による推奨水準「G1」「G2」を参照しながら、冬は暖かく夏は涼しい住宅のつくりかたをご案内します。

「寒い」とは言わせない! 設計・施工ポイントを理解しましょう。

高い外皮性能を確保するために行うべき、避けるべきポイントがあります。その納まりを誤ると、壁体内に冷気が入り込み内部結露の原因にもなりかねません。「断熱・気密ナビ」では、住宅づくりの現場で有効な設計手法や施工手順を、詳細図やイラストとともにわかりやすくお伝えします。
設計者のみなさんが自社の設計仕様に応用することもできるでしょう。また、詳細図やイラストをプリントアウトすれば、現場で施工手順を共有するツールとしても活用できます。

断熱・気密ナビの使いかた

断熱・気密ナビは、設計・施工・知識の3つのコンテンツで構成されています。
実際の設計から施工の流れに沿って、仕様や詳細図、施工手順・ポイントを確認できます。

設計者のみなさんに向けて、床、外壁、天井などの納まりを詳細図とともに解説します。
1.
1歩先、3歩先のうち、めざす断熱・気密のレベルを選択
2.
断面図から住宅の部位を選択
3.
部材の構成と詳しい納まりを詳細図と解説文で確認
step iconアイコンをクリックすれば、違う性能の納まりを比較できる
PDF dl詳細図をPDF形式でダウンロードできる
4.
この納まりの「施工ポイント」ページへ
施工者のみなさんに向けて、施工手順をイラストでわかりやすく紹介します。
5.
施工手順とポイントをイラストで確認
イラストをスライドして施工手順を確認
6.
表示されるイラストと解説は、PDF形式で出力することが可能(A3サイズ推奨)。
現場で活用しよう
「1歩先」「3歩先」の住宅に求められる性能や仕様について、Q&A形式で答えます。
7.
1歩先、3歩先の設計・施工について、もっと詳しく知るには「知識」ページへ
参考文献
  • 2020年を見据えた住宅の高断熱化技術開発委員会『HEAT20 設計ガイドブック+PLUS』建設技術、2016年
  • 独立行政法人住宅金融支援機構 編著『フラット35対応 木造住宅工事仕様書 平成28年版』井上書院、2016年
  • 省エネ講習会資料作成WG監修『住宅省エネルギー技術施工技術者講習テキスト(施工版) 平成28年省エネルギー基準対応』木を活かす建築推進協議会、2016年
  • 一般社団法人建築環境・省エネルギー機構『住宅の平成25年省エネルギー基準の解説』2015年
  • 国土交通省国土技術政策総合研究所・独立行政法人建築研究所監修『温暖地版 自立循環型住宅へのガイドライン』一般社団法人建築環境・省エネルギー機構、2015年
  • 「断熱工法について 天井の断熱施工(桁上断熱)」ガラス繊維協会ウェブサイト
制作
YKK AP株式会社 株式会社彰国社
編集協力
菅沼悟朗(菅沼建築設計)
高橋慎吾(高橋建築)
廣谷純子(みっつデザイン研究所)

*「断熱・気密ナビ」は、断熱・気密に大きく影響する「窓」を提供するYKK APと、1964年の創刊以来建築をディテールの視点から追い続けている雑誌『ディテール』によるタイアップ企画です。

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