設計 施工天井[桁上断熱]
- 「1歩先のつくりかた」では、一つの例として、桁上に合板を張り、その上に断熱材を敷き詰める桁上断熱工法を紹介する。この工法は、天井下地に合わせてグラスウールを欠く手間が少ないため、100mmの厚みのグラスウール2層を密に重ねることが容易となる。また間仕切り上部の気流止めの施工も不要となるため、比較的容易に性能を向上させることができる。(下記の「補足説明」を参照)
- 天井は、室内側から天井仕上げ材、天井下地材、桁上の合板、断熱材とは別張りする防湿シート、グラスウールから成る。桁上の合板と別張りの防湿シートが防湿層となる。
- 室内と小屋裏の間を遮断するために、気密性を確保しながら桁上全面に合板を張ること、天井下地を組む前に外壁の断熱材充塡、内装仕上げ材の張付けまでを先に行うことが重要となる。
- 天井に断熱施工する場合は、天井[天井断熱]を参照。