設計 施工バルコニー
- 「1歩先のつくりかた」では、テラス窓としてLow-E複層ガラスの樹脂サッシ(APW331)を紹介する。
- テラス窓は熱の出入りが大きい部位のため、可能な限り性能のよいものを選ぶ必要があるが、複層ガラスのテラス窓は重量があるため、窓の取付け下地のサイズを確保することと、下枠のアングルをビスで下地にしっかりと固定することが重要となる。
- 窓と外壁の取合い部分に隙間があると、雨漏りの原因となるだけでなく、冬には冷気が室内に入り込み断熱性が低下したり、内部結露の原因となる。窓の取付け枠まわりの防水施工を丁寧に行い、気密性を確保することが重要となる。
- バルコニーのFRP防水については、一つの例として、FRP防水を施工する前に窓を取り付ける工法を紹介する。
- 雨水の跳上りを避けるために、窓下のFRP防水は立上りを120mm以上確保し、その他の部分は250mm以上を確保する。