設計 施工窓
-
- 窓枠取付け用下地を施工し、外壁面に構造用合板を張る。
- ダブルLow-Eトリプルガラスは重量があるため、窓枠取付け用下地は、H45mm以上の材を用いること。
- 左右の窓枠取付け用下地には、構造用合板と同じ厚みの「面合わせ材」を取り付ける。
- 構造用合板の上にポリスチレンフォームを張り付け、継目には防水気密テープを張る。
- 窓枠取付け部にはポリスチレンフォームと同じ厚みのふかし材を取り付け、防水気密テープを張り、止水ラインを壁面と揃えておく。
-
- 窓の下部に防水シートを張る。
- 防水シートは、窓台の見込み部に折り込みながら張ることが重要。
- 窓枠取付け用下地の端部は防水テープでコーナー張りをする。
-
- 窓枠取付け用下地と窓枠の間に隙間がないよう適正なスペーサー(木片等)を入れ、水平、垂直を確認しながら窓枠を取り付ける。
- 窓枠の釘打ちフィンの上からビスでしっかりと固定する。
- 窓枠と下地の隙間には、発泡ウレタンを詰めるなどして断熱欠損とならないようにする。
-
- 窓枠を固定した四周の釘打ちフィンを上から覆うように防水テープを張る。
- 防水テープの幅は75mm以上とし、①下部→②左右→③上部→④コーナー部の順に張っていく。
- 窓枠のコーナー部の防水テープは、釘打ちフィンの角部が完全に隠れるように張ること。
-
- 防水テープ等とポリスチレンフォームを押さえ付けるように、窓枠の周囲に胴縁を取り付ける。
- その他の部分は、柱、間柱のピッチに合わせて通気胴縁を取り付ける。
- 通気胴縁の固定には、Xポイントビス、もしくはパネリード等を使用し、50mm以上躯体に効かせる。→3歩先「外壁」の施工手順②参照
- 外装仕上げ材(サイディング等)を張る。
- 室内側の窓枠を取り付ける前に、窓まわりに室内側からシール処理をして気密性を確保する。